ワキガの原因と治療方法


動物の多くは、発情期になると独特の体臭を出すことで、異性を引き付けます。

そして人間の体からも、そのための体臭が、アポクリン腺と呼ばれている汗腺から出てきます。正確には、アポクリン腺から分泌される汗が匂いを発するのです。

アポクリン腺は、脇に特に多く存在しているので、この匂いは脇から生じます。性ホルモンの働きが活発になる思春期頃から、発生しやすくなります。

基本的には誰の脇からも生じますが、女性の場合は、女性ホルモンの働きが活発になる生理前に、一層強く発生するようになります。

男性の場合は周期は特にありませんが、元々女性よりも発汗量が多いため、その分匂いも強くなりがちです。そしてその匂いが特に強い場合は、いわゆるワキガとなります。

そのことから、わきがに悩む人の多くが、美容外科などでアポクリン腺の働きを抑える治療を受けています。
治療には具体的には、

  • レーザー治療
  • マイクロ波治療
  • 手術

があります。

レーザー治療では、毛穴に針のように細いレーザーファイバーが挿入されます。
そしてそこからアポクリン腺に、レーザーが照射されるのです。するとアポクリン腺が熱で収縮し、汗を多くは分泌しなくなります。

マイクロ波治療では、毛穴の中ではなく、肌の表面からマイクロ波が照射されます。電子レンジと同じ原理なので、照射しても外部は影響を受けず、内部のみ熱されることになります。

そのため、肌を焼かずにアポクリン腺のみを熱収縮させることができるのです。そして手術では、アポクリン腺そのものが脇から切除されます。

脇を小さく切開し、そこから専用の器具でアポクリン腺を掻き出す方法と、大きく切開して皮下組織を裏返し、アポクリン腺をひとつずつ切り取るという方法とがあります。

前者には傷が小さいというメリットが、後者にはアポクリン腺をほとんど残さずに除去できるというメリットがあります。

このように美容外科では、様々な方法でのわきが治療が行われているのです。いずれの場合も、匂いの原因となる汗自体がほとんど生じなくなるので、匂いは解消されます。

また、レーザー治療の場合はアポクリン腺と一緒に毛根も熱されるため、脱毛効果も出てきます。すると、脇の体毛が生えにくくなるので、体毛が透けて見えることによる黒ずみも解消されます。

また、自己処理の必要性が少なくなるため、処理によるダメージで黒ずんでしまうリスクも低下するのです。つまり匂いと体毛と黒ずみをまとめて解消できるわけですから、効率の良さからレーザー治療には特に人気があります。

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